FX

口座開設するときに知っておくべきFXのデメリット

誰でも手軽に始められるFXは投資先としてとても人気です。
これからFXの口座を開設しようと思っている人も大勢いることでしょう。

でも待ってください。人気の投資先であるゆえに落と穴があるかも知れません。
今回はFXの口座開設を行うことのデメリットについて紹介します。

元本は保証されない

FXでは常に元本割れのリスクを背負います。リスクを背負うというより、損する可能性が高いと言ってしまっても良いかも知れません。というのもFXでは9割のトレーダーがトータルで損失を出してしまうと言われているからです。

元本とは資産運用の基となる資金のことを言います。100万円で銀行預金を行うことを考えてみましょう。ここで元本は預け入れる100万円のことを指します。

銀行預金では100万円が少なくなることはありません。金利は低いですが、100万円が目減りすることは絶対にありません。元本が保証されているのです。

これに対してFXでは予想が外れれば元本がいくらでも減る可能性があります。ハイレバレッジをかけると、想像以上に減少することは経験者なら誰でも知っていることでしょう。

つまり口座開設後に入金したお金は、全くトレードしない場合を除いて元本が保証されないのです。

もちろん、そのようなリスクを背負ってでも大きなリターンを得られるのがFXの魅力でもあります。年利で10%を狙うことも現実的です。

一方で銀行預金や国債は元本が保証されているので安全ですが、利益はほんのわずかなものです。年利にしても1%を超えることはほとんど無いでしょう。

とは言ってもやはり元本割れのリスクがあるというのはFXのデメリットと言えます。

借金する可能性を背負うことになる

FXで口座開設を行い取引するとき、生じるリスクは元本割れだけではありません。借金を追ってしまうリスクまで生じてしまいます。

多くのFX業者では、証拠金維持率が一定水準を下回ると強制的に決済する強制ロスカットを取り入れています。

例えばGMOクリック証券のFXネオでは強制ロスカットの水準が証拠金維持率50%を切ったときと設定されています。これを見れば、損失が出てもFX業者が勝手に決済してくれるから安心と思われるかも知れません。

しかし、これには落とし穴があります。強制的に執行される自動ロスカットは必ず機能するとは限りません。

多くのFX業者ではリーマンショックやスイスフランショックのような極端な相場急変時にはロスカットが執行されない事態が想定されます。

大量のポジションを持っていたときに、あらかじめ入れておいたロスカットや強制ロスカットが執行されないとなると想像するだけでもゾッとします。

借金のリスクへの対処法としては、ゼロカットシステムのあるFX業者を利用することが有効です。

ゼロカットシステムでは、ロスカットによって証拠金以上の損失が出ても、マイナス分をゼロにしてもらうことができます。

これによって追加で証拠金を入れる必要が無くなり、借金のリスクがゼロになります。残念ながら、国内でゼロカットシステムが採用されているFX業者はありません。海外ではゼロカットシステムが採用されているFX業者は多く、中でも有名なのがXMです。

貴重な時間を費やさなければならない

当たり前ですが、人生における時間は有限です。多くの人は貴重な限られた時間を有効に使いたいと考えているはずです。

本格的にFXをやろうとすると、ある程度の時間を費やします。トレードする時間はもちろんですが、勉強したり相場を調べたりするだけでもかなりの時間がかかります。

時間を費やしてまでやりたいことなのか、やる必要のあることなのか、しっかりと考える必要があるでしょう。

 

社会的に意味のあることとは言いにくい

FXは基本的に値動きから利益を出すゼロサムゲームです。誰かが損をすれば誰かを得をすることになります。つまり全体のパイは決まっており、あとはその分け前をどうするかといったことに過ぎません。

稼いだとしてもその分誰かが損をするということで、社会的な付加価値を生み出すことは基本的にありません。

もちろん、為替市場の流動性を保ったり、相場を適正価格に導いたりすることに貢献していないとは言い切れません。しかし、お金儲け以外にFXトレードを行う意義は感じにくいと言えます。

努力しても必ず結果が報われるとは限らない

残酷なようですが、努力をしたからと言ってFXで勝てるようになるとは限りません。億を稼ぎ出すトレードが居る一方、時間をかけても勝てない人はたくさんいます。

やはり才能や素質が影響していると言えるでしょう。頭の良さや性格が関係していると言われています。

FXに挑戦してみるのはいいことですが、結果が出なければ撤退する勇気も必要です。たとえ結果が出ていても、面白さが感じられず、日々のトレードが辛いという方もFXに向いていないと言えそうです。

規約を守らないと口座を凍結される可能性がある

FX業者では細かく規約が定められています。よくあるのがスキャルピングを行ったら凍結されたというものです。

スキャルピングの中でも秒スキャと呼ばれる手法では、エントリー後に数秒で決済してしまいます。主にリバウンド狙いに利用されますが、業者側のシステムに負担をかけるとして、FX業者が禁止している場合が多くなっています。

もしも禁止事項を無視して、スキャルピングを繰り返した場合、突然口座を凍結されてしまう可能性があります。

口座を凍結されただけであればまだ良いものの、怖いのが出金拒否をされるというケースです。実際に出金拒否が起きて、裁判になったケースもいくつかあります。

こうした事態を防ぐため、何よりも大事なことは利用規約をよく確認しておくことです。さらに怪しいFX業者は選択肢から外してしまいましょう。しっかりと金融ライセンスを持っている業者を選択することが大切です。

まとめ

今回はFXで口座を開設するデメリットをお伝えしました。こらから口座開設を行おうとする人はFXをやめておいた方がいいのかも・・と思われたかも知れません。

ただ、あらかじめデメリットを理解しておくことで、FXに挑戦するかどうかをきちんと判断できるようになるのではないでしょうか?

すでにFXを始めた人はデメリットをすでに実感されているかも知れません。こうしたデメリットを上回るメリットがあれば、FXを始めたり続けたりする価値は大いにあるでしょう。